こんにちは、ちぇるしーです!
街中をスイスイ移動できる乗り物のシェアサービスアプリ『LUUP』について紹介します。
東京や大阪、神奈川、京都で乗ることができる電動マイクロモビリティのシェアサービスで、LUUPのロゴの入った電動キックボードと電動アシスト自転車を街中でたまに見かけます。次世代の乗り物として注目されているLUUPについて、利用料金や利用方法などを解説していきます。
最近少しずつ人気の出てきているLUUPですが、現在 東京・大阪・神奈川・京都の一部エリアに展開されており、今後も拡大していく予定です。電動マイクロモビリティの普及によるCO2削減にも貢献することができ、次世代の移動手段として注目を集めています。
LUUPとは?
電動小型モビリティのシェアサービスを展開しているベンチャー企業
株式会社LUUPは電動・小型・1人乗りの乗り物のシェアサービスを展開しており、「街じゅうを『駅前化』するインフラを創る」を目標に掲げるベンチャー企業です。
2020年5月からアプリ「LUUP」にてサービスを開始しており、電動キックボードや小型の電動自転車をシェアしています。
LUUP(ループ) | 電動キックボードシェア/シェアサイクルアプリ
現在は電動キックボードと小型電動自転車を展開
現在シェアサービスを展開している乗り物としては、上記写真のような「電動キックボード」と「小型電動アシスト自転車」です。
電動キックボードは「小型特殊自動車」扱いとなり、ヘルメットの着用は任意です。本来、電動キックボードは原動機付き自転車(原付)扱いとなるため、ヘルメット着用は必須ですが、LUUPは実証実験という形で政府の特例措置により着用は任意となっています。
LUUPが使えるエリアは?
現在使えるのは、東京・大阪・神奈川・京都の一部エリアです。
下記は各都道府県に設置されているLUUPのポートを示します(※LUUPアプリより抜粋)
東京エリア
大阪エリア
神奈川エリア(横浜)
京都エリア
東京が圧倒的に多くポートが存在していますね。現在は四つの都府県のみで展開していますが、今後は全国の主要都市に拡大していくみたいです。
LUUPの利用料金はどのくらい?
基本料金:50円(税込)
1分あたり:15円(税込)
乗るときにかかる基本料金と1分ごとにかかる時間料金によって利用料金が決まります。
駅前に設置されていることが多く、ちょっとした移動として5~15分くらい使うことが一般的です。仮に15分使用した場合の料金がこちらです。
30分利用した場合
基本料金50円 + 15分×15円 = 275円
15分程度のちょい乗り利用であればちょうど良い料金ではないでしょうか。個人的には、月額契約で乗り放題とかのサービスがあればもっと利用しやすいと思います。
LUUPの利用方法
アプリを使用してライドする
Luup の利用方法としては、下記4ステップです。
①アプリを開いて乗りたいポートをマップ上で探す
②ポートを見つけて電動キックボードor電動自転車を選択
③ポートに着いたらアプリを開いて車体のQRコードをスキャン
④目的地となるポートを選択したらライド開始
詳しいアプリの利用方法はまた別の記事で紹介します。
App Store
Play store
電動キックボードの乗り方
電動キックボードの乗り方は下記動画で解説しています。乗るのに不安な方は一度見ておくと安心ですね。
今後の電動キックボード動向
観光地の新しい移動手段として活用
現在は利用できるエリアが東京や大阪、神奈川、京都に限られていますが、今後はどんどんエリアを拡大していき、2023年には全国主要都市にポートが設置される予定です。
観光地に設置されることで、ちょっとした距離を移動するのに便利な乗り物として期待されています。旅行の際に、タクシーや公共交通機関を使わずとも、現地の景色や街並みを楽しみながら移動できるのは良いですね!
駅からの移動範囲が広がり、家探しの選択肢が増える
家を探す際の基準として、駅からの距離は大事です。駅から家まで徒歩5分~10分程度ならまだしも、15~20分かかってしまうと少し遠く感じますよね。そんなときに近くにポートがあれば、電動キックボードで帰宅 なんてことができて、家探しの範囲が広がりますよね。自転車があれば十分だとも思えますが、東京や大阪などの大都市では駐輪代も高く、駅の近くの駐輪場も満車なんてことも意外とあります。
欧米では観光・通勤用に浸透している
日本国内では最近になって人気が出てきている電動キックボードですが、欧米ではすでに観光用や通勤用のモビリティーとして利用されています。アメリカやヨーロッパを中心に、自転車や自動車の代わりとなるエコで手軽な移動手段として利用者が増えているようです。
ちなみに電動モビリティーのブームはアメリカから始まりました。2017年にアメリカのサンフランシスコで始まった「Lime」を始め、そのあとにサンタモニカの「Bird」が開始され、この2つのサービスを中心に世界へ拡がっていきました。
今後は日本でも「満員電車を避けたい」や「観光の際の手軽な移動手段がほしい」などといったニーズに応えるべく、大きなブームとなることが予想されます。
以上、マイクロモビリティシェアサービス「LUUP」についての紹介でした。徐々に日本でも広まりつつある次世代の乗り物ですが、まだまだ安全面や利用方法に不安があると思います。今後は私も実際に乗ってみたレビューもしていくので、ぜひ参考にしてください!
では、また~!